ベジタリアンだけど、夢だった牧場で働く夢を実現したい!

牧場で働くというと、牛の乳しぼりがパッとイメージで浮かびます。20歳そこそこの若い女性が、器用に牛乳を搾りとっていたりするので、なんか動物好きには憧れる職業ですよね、ただ、牧場と言っても広く、牛のほかにも、馬、豚、鶏、羊まで、さまざまな動物がいます。そのなかにも、生乳用、食肉用、競走用などさまざまあって、それによって育成方法も違いますし、仕事内容もそれに応じて変わってきます。自分が牧場に働くにあたって、どんな動物の、なんの用途の動物の世話をする仕事をしたいのか、もう一度ゆっくり考えてみてはどうでしょうか? 肉を食べないベジタリアンが、動物の世話をするのがいいのかどうかは、まあ大丈夫だと思います。食用の牛や豚を育てているようなところにいったら、毎日なにかと葛藤しないといけないと思いますが。逆に、競争馬などを飼育するのだったらいいのかもしれません。

牧場で働くには

これといって特に資格がいるわけではありません。よくあるのは、農業高校や農業系や酪農系、畜産系の大学から新卒で牧場に就職するケースです。年齢制限がないところも多いので、一度、会社員を経験したあとに転職するケースも珍しくありません。 また、市町村で実習生を募集をしている所がありますので、 自治体のHP等で問い合わせをしてみてはいかがでしょうか、意外とすんなり紹介を受けて就職が決まるかもしれません。 必要ではないですが、獣医師、家畜人工授精師、認定装蹄師、認定牛削蹄師、家畜商、飼料製造管理者、飼育技術資格などがあると、ジャンルにもよりますが、有資格者として重宝されるでしょう。

牧場の一日

もし、就職したらどんな生活サイクルを送ることになるのでしょう。牧場は田舎になることが多いので、初めの頃は住み込みなどで募集しているケースも多いです。牧場主一家とフレンドリーに家族ぐるみの付き合いになる可能性も高いです。 時間で言うと、早番、遅番などと別れていることも多く、早番が朝7時から11時、遅番が15時から19時と、動物の食事の時間などに合わせた勤務時間になります。月休みが1日から2日程度、月給は15万ほどからスタートし、経験を積むと、30万ほどに上がっていきます。

現実とのギャップ

例えば、乗馬用の馬に乗って興味を持ってはじめた人は、調教された馬を見ていただけで、仏に生まれた馬は乱暴で、いうことをききません。当然、糞尿の始末もしなければ務まりませんし、舎の清掃など、汚い作業もしないといけません。それでも苦にならないほど愛情を注げる。そう思った人は天職でしょう。