転職を行う際の基準として経済の良し悪しで判断することはどうなのでしょうか。転職を考える上ではアリかもしれません。経済が良い時に転職をすれば、それなりに良い会社を見つけることが出来るかもしれません。しかしその一方で悪い時に転職を考えるのであれば、採用する枠が限られるので、採用されても良いはずなのに不採用になってしまう。ということも可能性としてあります。この経済の良し悪しで転職を検討することは果たして良いことであると言えるのでしょうか。 今回は、経済の良し悪しで転職をすることについて考えていきましょう。
経済で転職を左右するのは危険
経済に左右される転職について結論をいえば、反対であるといえます。すなわち転職は軽い気持ちで出来るようなものではありません。転職は人生を大きく左右する一大イベントなのです。そのため、経済が今良い方向に動いているから転職しよう。経済が悪いから転職することはやめておこう。という発想自体が危険な考えであると言えるのです。 なぜなら、経済は常に変化をしています。景気が良いと言ってもいつまで続くという保証はありません。転職をした先が経済の流れによっては、倒産するという可能性は大きくあります。またその一方で、経済状況が良く無く、今の会社が倒産しそうと考え転職しても、その後どうなるかはわかりません。そしてもしかすると、劇的な回復に向かうこともあるのです。 このように、転職をする際に経済状況で左右されるのであれば、あなたの転職というものは非常に危険なものであると言えるのです。
大切なのは、自分がどうしたいか
転職をする上で大切な要素となってくるのは、いま必ずしも景気の良し悪しではありません。自分がどういうことをしたいか。ということに限られます。この信念が強ければどんなに経済状況が悪くても採用される可能性が十分にあるといえます。一方でこの軸がしっかりしていなければ、採用担当に見抜かれ不採用になることもあるのです。そのため、景気の良し悪しで左右されるよりも、自分がこんな働き方をしたいというヴィジョンを持つことが大切なのです。
まとめ
経済状況は一過性のものにしか過ぎません。単純にその時は良いかもしれない選択も経済の状況によっては大きく変わります。変わらない心で転職活動を持続させることが大切です。