どんな言語でも使えた方がいいか
プログラマーにとって、使用できる言語の数はそれだけでもスキルの高さを物語っています。ですが、実際のところ使える言語によっては転職の幅が狭くなると言われています。これはどういうことでしょうか。
コンピュータのプログラムというのは、基本的に1と0の組み合わせよって成り立つものであり、それを扱うための言語こそがコンピュータ言語と言うものです。参考書を購入して学ぶこともできますが、一般的に習得するまでにはかなりの時間がかかるものです。
どんな言語がある?
一般的に知られているのがC言語と呼ばれるものです。これ以外にもCOBOLやC+、それにJAVAやオラクルなど様々な言語があるのです。もちろん全て扱えるという人もいれば、この中の一部だけしか扱えないと言った人もいるのです。もちろん、プログラマーになろうと思ってもすべてを使えなくても大丈夫です。
狭くなる転職の幅
例えば、ゲームを作成するときに使われる言語は様々なものがありますが、例えば、埋め込みのJAVAやFLASHを作成するのはいいですが、それを動かすために必要な言語を習得できていなかったとしたら、その会社で仕事はできないかもしれません。もちろん、専門的な部分で深い知識があればいいでしょうが、そういうわけにもいかないと思います。
多くの言語を使えた方が良い?
単純に選択肢の幅を増やそうと思ったら、転職の際には少しでもたくさんの言語を使えた方がいいでしょう。例えあまり言語を使わない仕事場であっても、履歴書にたくさん書くことができればいいでしょうし、それに伴う実績も一緒に提出できればいうことはないでしょう。
多ければ良いものでもない?
ただ、扱える言語がたくさんあっても、その全ての知識が浅いものだと反対に採用されない可能性もあります。プログラマの世界というのはなんでも屋さんよりもスペシャリストの方が強いとされています。たとえ就職の幅が狭くなったとしても、何かひとつ誰にも負けないものを作ることができるという能力はとてもありがたいものなのです。
根気よく探すことが大事
もしも自分が扱っている言語で転職先が見つからなかったとしても、いつかニーズに合った転職先が出てくるはずですし、その言語の知識が深ければ深いほど採用される可能性は上がっていくことでしょう。大事なことは根気よく探し続けることです。